ローブシン+ブルンゲル
ローブシン+ブルンゲルの組み合わせについて。
よくあるスタンダートパーティ、所謂スタンからの切り取り。多くのスタンで同時採用されています。
ブルンゲルにトリックルームが採用されていることが多いため正確にはスタンという分類かどうかは怪しかったりしますが。
この組み合わせの利点
・2体共耐久値が高めのため半端な攻撃だと択負けても崩されにくい
・2体共回復技持ちのため長期戦に強い、または長期戦に持ち込んで勝ちを狙うことができる
・2体間での補完だけでなく、他のポケモンともシナジーが作りやすいためスタンの長所である選出の多様性という部分を伸ばしやすい
・2体共パルシェンに強い
・Sの低さをブルンゲルのトリックルームで補うことができる
他にも2体間でのシナジーもそこそこ優秀で、ローブシンに強いトゲキッスココドラに対しブルンゲルが強く、ブルンゲルに強いバンギラスにローブシンが強いです。
ちなみに3番目の選出の多様性という部分は、個人的にスタンを使用する上で最も重視したい部分であるためかなり評価の高い点です。
スタンでは明確な勝ち筋を組み立てるまでにある程度時間を要するので、ある程度シナジーを持った組み合わせでアドバンテージを稼いでいく必要があります。
そのシナジーを持った組み合わせを多数用意するということは即ち相手の構築に対する解答の多さに直結するため重要な点であると考えています。
この組み合わせの弱点としてはモロバレル、ジバコイル、サンダー、雨パーティなどが挙がります。
特に過去に紹介した雨バレルパルシェン構築に対しては手も足も出ないので別途に解答を用意する必要性があります。
ローブシン、ブルンゲルはどちらも汎用性の高いポケモンであるためこの組み合わせから考えるというよりは構築を考えているときに自然と2体揃っているということが多いと思います。
選出のパターンやシナジーとして頭に入れておくと、構築を考えるときに役に立つかもしれないです。
ちなみにローブシンもブルンゲルも基本的にオボンを持たせたいポケモンなので持ち物スペースの兼ね合いが難しくなります。
個人的にはオボンはローブシンが優先だと思っているのでブルンゲルには残飯を回す形を推奨しています。
一応ローブシンのビルドアップを切って黒帯フルアタでブルンゲルにオボンを回すという形もなくはないと思います。
基本的にビルドアップを搭載している場合は最優先でオボンを持たせたいですね。
ポケモン | 持ち物 | 技 | |||
---|---|---|---|---|---|
ローブシン | オボンの実 | ドレインパンチ | マッハパンチ | 竹箆返し | ビルドアップ |
ブルンゲル | 残飯 | 自己再生 | 波乗り | 神秘の守り | トリックルーム |
ヒードラン | 風船 | 大文字 | 竜の波動 | 身代わり | 挑発 |
ガブリアス | 気合の襷 | ダブルチョップ | 逆鱗 | 地震 | 剣舞 |
トルネロス | 飛行のジュエル | アクロバット | 追い風 | 雨乞い | 身代わり |
ココドラ | 木の実ジュース | 我武者羅 | 砂嵐 | 燕返し | 守る |
モロバレルの処理の重さが目立つのでブルンゲルには神秘の守りを採用。
ガブリアス、ローブシンの2枚のエースをうまく立てて攻める形が基本になると思います。
相手のブルンゲル、スイクンの処理が少々厳しいためココドラの枠にクラウンライコウ辺りの採用も検討していいんじゃないかと思います。
飽くまでサンプルなので完成度はイマイチですが今後煮詰めていきたい構築なのでまた完成型を紹介する機会もあるかもしれません。